2012年7月12日木曜日

V120D02S スワッシュプレート水平の出し方

QLOOKアクセス解析 3Dの調整をやる場合には、どうもスワッシュプレートの水平出しがかなり重要らしいです。

良く考えると、10年前に飛ばしていたヘリは、ピッチ・エレベーター・エルロン用にそれぞれサーボが一個ずつついている方式でした。

今回、マイクロヘリを購入して初めてCCPM方式のヘリを買ったことになり、今までこの方式の調整はやったことがなかったです。

それでも、ホバリングは、トリム調整で何とかなりましたが、上空はなかなかそうはいかないみたいです。

少し前に考えたレベルの出し方は、水準器を使うというものでなかなか一般的ではありませんし、そんなに精度も出ませんでした。

探せばどこかに2.5mmシャフト用スワッシュレベラーは売ってるかもしれませんが、WALKERAのヘリの場合は、いちいちセンターハブ固定ピンを抜かなければレベラーがセットできず大変です。

で、考えたのが下記の方法です。

まず、水平の台の上にヘリを置き、ピッチ0、プロポのスティック中央の状態で、ローターを機体と平行にします。(下の写真の状態)

この状態で、ローター先端部分での台からの距離を測ります。V120D02Sの場合は垂直テールフィンが長く、機体が前掲しているのでAとBでは距離が違うはずです。これを合わせるためにスキッドの下部に何か物を置いてAとBの距離を同じにします。
これで、マストが台に対して垂直になります。(写真では、本一冊と不織布を敷いてます。)


このマストが垂直になった状態で、今度はセンターハブを90度回して、かつローターを90度回転させます。機体を上から見た写真です。


この状態でまた、ローター先端の台からの距離を測ります。


今度は、AとBの距離を合わせるのに、サーボとスワッシュを結んでいるリンケージの長さを調節します。AとBが同じ距離になったところがスワッシュ水平です。

これと同じことをエルロン方向(写真と直角方向)でも行い左右のスワッシュ水平を出します。

もちろんこの調整を行う前にサーボホーンの水平出しを行っておく必要があります。

walkeraのヘリはバインドするたびにサブトリムがリセットされます。したがって機体の調整するときにはサブトリムを使わずリンケージで調整する必要があります。

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