2012年8月21日火曜日

オートローテーションランディング t-rex700 vs t-rex 250(シミュレーター)

QLOOKアクセス解析 コメントに質問があったので、オートローテションランディングをシミュレーターでやってみました。

オートロの目的は、本来は、ヘリが上空飛行中に異常があった場合などに動力がなくても緊急着陸できるように考えられたものですが、ラジコンの世界ではF3Cなどのコンテストの上空飛行の最後の種目として取り入れられています。

もちろんラジコンでもコンテスト以外に飛行中に異常があった場合などは非常に有効な機体回収手段ですので、上空飛行に進むときには練習しておいて損はない技術です。

原理は、ヘリが下降するに伴って、ピッチをマイナスにしておくことで下からの風をローターが受けて、まるで風車のように、ローターを回転させ続けることができることを利用し、上空でエンジン(モーター)を停止させ(あるいはホールドに入れ)、ピッチのマイナス具合でゆっくり降下させるとともに姿勢を安定させ、エレベーターやエルロンの舵も効かすことができるようにします。

地面寸前にピッチをプラス側に変化させることで機体に浮力を与え降下速度を限りなくゼロにすることと、エレベーターで前進速度を無くすことで着陸を可能にします。

オートローテーションランディングの動画をアップします。最上点でホールドに入れています。その後は、上に書いた原理で、機体をピッチ操作で徐々におろし最後にピッチアップで着陸です。

しかし、下の動画でもわかるように、小さな機体だと、ピッチアップとともにローター回転がすぐに無くなってオートロはかなり難しいです。

ましてや、100クラスや120クラスのマイクロヘリでは、オートロはまず不可能だと思います。

T-REX 700

T-REX 250

1 件のコメント:

  1. nobさん、こんばんは~

    suantankiです。

    お~!イメージしてた感じですわ~
    やはり、120サイズ程度ではオートローテーションは難しいでしょうね。

    めっちゃ分かりやすい記事有難うございます~

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