2014年2月9日日曜日

V120D02Sを解析する・・・8(spin 8800KVの場合)

前回・前々回と同じことをSPIN8800kvでもやってみました。
今度は機体が違いますがほぼ同じ設定です。


MAX電流が6.8V、電圧降下は6.5Vまで、設定回転数は4700rpmフルピッチの落ち込みは3600rpmでした。

あまりほかのモーターと変わりはありません。

前回のHP08の設定回転数を4500rpmにして再測定した結果は、


MAX電流が7.0V、電圧降下は6.21Vまで、設定回転数は4500rpmフルピッチの落ち込みは3400rpmでした。

バッテリーの個体差もありそうですし、そんなに違いはなさそうです。

が、ここで面白いことを発見しました。

前々回の純正12000KVのグラフを再掲します。バッテリーは同じ350mah 20cです。


MAX電流が7.6A、電圧降下は5.5Vまで、設定回転数は4500rpmフルピッチの落ち込みは3400rpmです。
より電流が流れるという事は、パワーも大きいという事でしょうが、気になるのは、ピッチを抜いたときに2S用モーターは設定回転数より上がることは無いですが、12000kvはピッチを抜くと4800rpm位まで跳ね上がっている事です。

HP08を設定4100rpmで使ったときも同じような回転数の跳ね上げがありました。

ガバナーの制御が追い付いてないみたいです。もしくは、このモーターの場合はもっと高い設定回転数にするべきなのかもしれません。
HP08 8000KVを4100rpmで使った場合も同じ兆候が見られるという事は、ガバナーの制御というより、モーターに合った回転数を使わないといけないという事でしょうか?

2Sバッテリーには2S用モーター、しかもMAX回転数の80%位の設定で使うのが良いみたいです。

で、思いついたことがあります。次号に続く。

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